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普段は接骨院の院長として働いており、技術、知識、マインドを発信していきます

接骨院、整骨院で働く 柔道整復師とは?

どうも、いんちょーです!

 

ブログの投稿が空いておりました(汗)

 

 

今回からは僕の仕事「接骨院」について掘り下げていきます。

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自己紹介

僕はこの記事を書いている現在、27歳で接骨院の院長として勤務しております。

 

高校卒業後、3年間専門学校に通い国家試験に合格し業界に踏み入りました。

 

現在の接骨院に入社するまでは2件の接骨院での勤務経験があり、その内の1軒が過去の記事にありますブラック企業接骨院)です。

 

どんな内容の接骨院だったかは過去記事をご参照下さい。

in-cho.hatenablog.jp

 

 

in-cho.hatenablog.jp

 

 

in-cho.hatenablog.jp

 

僕は現在の会社に入社して4年目にして院長という役職を与えていただいのですが、そこまでの道のりは、もちろん簡単なものではありませんでした。

 

同じ業界に入っている新人先生、苦悩している先生にはこの業界での知識技術現実を発信していきたいと思っております。

 

そもそも接骨院とは?

皆さんの住んでいる地域にも「〇〇接骨院」「〇〇整骨院」「〇〇鍼灸接骨院」といった名称の店舗がありますよね?

 

接骨院に行かれたことのない方はどういった場所なのか、どのようなことを行うのかなど、見当がつかないと思います。

 

行ったことのある方にどういった場所なのか質問をすると、大体の方が

保険の使えるマッサージ屋さん」と認識しています。

 

 

しかし「保険の使えるマッサージ屋さん」ではありません。

接骨院とは、厚生労働省が定める施術所のうち、柔道整復師日本伝統医学の1つである「柔道整復術」を行う施設です。

 

なんのこっちゃい?

分かりやすく説明をしますと、柔道整復術とは「骨折」「脱臼」「捻挫」「打撲」等に、外科手術や投薬を使用せずに「施術」を行い回復を図る行為です。

 

なので接骨院とは「保険の使えるマッサージ屋さん」ではなく

日常生活における「外傷(怪我)」を施術する施設になります。

 

 

接骨院で働く柔道整復術の技術

柔道整復師は「骨折」「脱臼」等の外傷に対して、外科手術を用いずに「整復」(元の状態に戻すこと)を厚生労働大臣認可の国家資格により許可されています。

 

医師の同意など規則もありますが、これは後のブログにて書くことにします。

 

現在の接骨院ではこの「整復」スキル、知識がかなり低下してきており、医師の信頼が薄く患者様にも認知されていません。

 

柔道整復師ができないはずの勝手な「診断」を行ってしまい施術を行った結果、患者様を傷つけ医師の信頼も低下し、本来あるべき姿から本質がずれていき「マッサージ屋さん」のようになっているのが現状です。

 

養成学校での学習

ここに大きな問題があります。

 

柔道整復師を養成する学校には2種類あり大学が14校、専門学校が73校

(現在は学校数が変動しているかもしれません)

 

3年または4年間、専門知識の勉学に励み国家試験に望むのですが、

看護師や理学療法士等と違いカリキュラムの中に臨床実習が含まれていません。

 

つまり現場で活かせる知識、技術を習得しないまま現場に出るわけです。

 

これはもはや死活問題ですよね(笑)

 

やはり技術職になるので、骨折、脱臼の整復法のみでなく、養成学校でのカリキュラムに臨床実習を組み込むか、接骨院でアルバイトさせる必要性があります。

 

そうしなければ接骨院業界のスキルは上がっていきません。

 

 

これからの接骨院

部位転がし請求、水増し請求、架空請求等で保険請求業務が厳しくなってきているのが現状です。

一部の柔道整復師の悪行で当たり前の業務を行っている方に影響が出ています。

 

こうなってくると自費診療をメインとして、より技術の高い人材というものが必要になってきます。

 

柔道整復師やこれから目指される方は頭に知識を叩き込み技術を1番に出せる人材を目指していって下さい。

 

 

まとめ

より高い技術が必要とされてくる業界になってくるため、大変な職業になってくるのは間違いないです。

 

国家試験の合格率も2019年が65.8%

僕の某出身校も合格率64.8%と下がってきています。

 

そんな大変になってくる業界において、これから知識、技術面での情報も発信していきたいと考えております。

 

まだ計画段階ですのでブログのコメントTwitter、LINE@でお問い合わせいただくと幸いです。

 

 

まいど、いんちょーでした!